シーバスの釣り方は実は簡単なんです!
今回は陸っぱりのルアーフィッシングで、初心者の方がいち早くシーバスをゲットできるコツや、ポイントの探し方などをまとめてみました!
シーバスの釣り方:基本
まず初めに初心者の方がルアーでシーバスを釣りたいならば、情報収集をすることから始めましょう。
釣り具屋さんに足を運んだり、ネットやSNSなどでシーバスが釣れている場所を徹底的に調べてみましょう。
釣り具屋などは、ポイント荒れや混乱を防ぐためになかなかピンポイントでは教えてくれないことがありますが、◯◯付近などぐらいは分かるはずです。
そして◯◯付近のポイントに何度も通えば、同じようにそのポイントを狙ってくる釣り人にも遭遇します。
何度行っても釣り人が立っているポイント、それが釣れる可能性が高いポイントです。
『学び』とは『真似び』です。まずは真似をすることから始めましょう。何事もそれが一番の近道なのです。
シーバスの釣り方:時期
はっきり言いますとシーバスは年中釣れるターゲットでして、時期というのはそれほど重要なことではありません。
しかし初心者の方となると、やはり陸っぱりになることが多いと思います。
ですので陸から狙うとなると、シーバスが釣れやすい時期というのがあります。
それが春と秋です!その大きな理由としては、シーバスの産卵が関わっています。
シーバスは水温が下がってくる冬になると、産卵のために安定した水温を求め、水深のある沖の深場へ落ちていくと言われています。
すなわち、その前後が狙い目になるわけです。
産卵と越冬を控えたシーバスは、体力を蓄えるために秋ごろから爆喰いを始めます。
そして産卵を終えたシーバスは水温が暖かくなる春ごろになると、産卵で失った体力を回復させるためにより多くのベイトフィッシュを求め、沿岸部や河口などに戻ってきて爆喰いを始めるわけです。
特に『バチ抜け』と言われるゴカイやイソメなどの産卵行動に伴う現象で、満月(大潮)の夜、海底の砂の中から抜け出てきたゴカイなどが、海面に大量に漂う現象があります。
地域によって12月から6月ぐらいまでこの現象があるようですが、シーバスが産卵を終えて沿岸部にやってくる4月から5月ぐらいと、このバチ抜けが重なり合う、この時期が絶好の狙い目になるわけです。
ですので、初心者の方が陸っぱりでシーバスを狙う最適な時期は、4月から5月の大潮の夜ということになりますね。もちろんこの時期以外でもチャンスは沢山あります。
シーバスの釣り方:ポイント
初心者の方でもシーバスをゲットできる最も有力なポイントをいくつかしょうかいしていきます。
バチ抜け
まずはバチ抜けです。
この現象が見られるのは、地域によって12月ぐらいから6月ぐらいと言われています。
漁港や船着場など比較的に潮の流れが穏やかな場所が多いですね。
磯やテトラポット、潮の流れが速い場所では見かけることがないですね。
流れが速くて気づかないだけなのかもしれないですが。
近所の釣り具屋さんに行くと、『バチ抜け始まりました』などの情報もありますので、実際に現場に足を運んで確認してみたらいいと思います。
そこに釣り人が確認できれば釣れる可能性があるポイントだと言えると思いますよ。
陸っぱりでシーバスを狙うなら必ずこのようなポイントを数ヶ所ストックしておきましょう
道路や鉄道の橋脚
次に初心者の方が陸っぱりからシーバスを狙えるポイントととしては、河口付近にある道路や鉄橋などの橋脚です。
◯◯港や、◯◯川河口など、シーバスが釣れているという情報をもとに、そのポイントに流れ込む河川(大小は問わず)の橋脚を探してみてください。
もちろん陸っぱりから投げて届く範囲のポイントです。
誰もが狙いにくるポイントなので、ハイプレッシャー(スレている)となっている可能性が高いですが、反対側からも狙ってみたり、一つ上流側の橋脚まで移動して狙ってみたり、テンポ良く投げていきましょう。
テトラポット
次はテトラポットですね。
なるべく大規模なテトラポットが好ましいですが、小規模のテトラポットでも十分実績はあります。
そしてなるべく沖の方までテトラポットが沈んでいるほうが好ましいですね。
根魚などの外道が釣れることも多々ありますしね。
テトラポットでのシーバスの釣り方は、まず人の少ない早朝の釣りがベストです。
とにかくラン&ガンが基本ですので人がいないほうが好都合です。
1投目はテトラポットの際から1mぐらいを狙って巻いてきます。
次に際から10mぐらい、テトラポットが沖まで入っているなら際から20m、この3投で十分です。次に20mほど移動します。
そこでも2.3投投げて移動です。
テンポ良くこの投げては移動を繰り返していきましょう。
これは堤防や突堤の岸壁を狙う際も同じです。
ここでテトラポットで釣りをする上で気をつけなければいけないことがありますので書いておきます。
特に初心者の方は気をつけてください。
まずは安全対策です。
ライフジャケット着用はどの釣りでも当たり前のことですが、テトラポットの場合は加えて安全な靴を履いて行くということが大切です。
釣り具屋さんやネットなどで、テトラポットでも滑らない靴が販売されていますので、必ず安全な靴を履いて釣行してください。
そしてもう一つは、先客の釣り人の邪魔にならないぐらい十分な距離を取って釣りを始めてください。
夜ならば、必ずヘッドライトを着用して自分の存在を周りに知らせましょう
常夜灯周り
最後に夜釣り限定の常夜灯周りを狙う釣り方です。
海面に明かりが照らされると、沢山のプランクトンなどが集まってきます。
そのプランクトンを食べに小魚が集まってきて、その小魚をシーバスが食べにくるという原理なんです。
ただ灯りが海面に照らされていればいいのではなくて、より良いシチュエーションを教えておきます。
海面に明るい所と暗い所が構成されている場所、なるべくはっきりと明暗ができている所が理想です。
これは漁港や停泊船、灯台などによく見られます。
明暗を見つけたらまず、暗い所にキャストして明るい方に巻いてきます。
暗い所から明るい所に出た瞬間に食ってくることが多いので、その範囲を集中的に狙っていきましょう。
常夜灯周りの釣り方では、足下もしっかりしていることが多いので、初心者の方でも比較的安全に釣りができると思います。
シーバスの釣り方:時間帯
シーバスの釣り方で、時間帯はとても重要な部分です。
何時ぐらいに釣りを始めるのかによって釣果に大きな差が出ます。
陸っぱりでシーバスをゲットするために釣れやすい時間帯を選んで釣行しましょう。
まず全てのポイントに共通していえることは、朝夕のまずめ時が一番狙い目だということです。
特に平日などの人のあまりいない朝まずめが最高の狙い目です。
明るくなり始めてから2時間ぐらいの間ですね。
特にテトラポットや岸壁などは、朝まずめの満潮前後が最高です。
シーバスが釣れている情報があるポイントなら、この釣り方を繰り返せば必ずシーバスをゲットできるでしょう。
可能性が一番低くなる日中に陸っぱりでシーバスを狙うなら、橋脚やストラクチャー(障害物)狙いが一番だと思います。
橋脚ならデイゲームでも期待がもてます。
そして日没が近づいてきたら、テトラポットや岸壁、暗くなったら常夜灯周りに移動しましょう。
まとめ
シーバスの釣り方で大切なのは、ポイントと時間帯、つまりどのポイントでどの時間帯に釣りをするのかです。
しかしいくらいいポイントでも人が多くて釣り堀状態になっているようでは一気に可能性が低くなります。
なるべく人の少ない時間帯にいいポイントを回っていけば、シーバスは必ずゲットできます。
自分の都合では無く、シーバスの都合に合わせていくことが大切なことです。それでは、夜間やテトラポットなど、安全面には十分に気をつけてシーバスをゲットしてください!
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